エディブルフラワーとは?
エディブルフラワーとはEdible(食べられる)Flower(花)の文字通り、食用花のことを指します。
(中には毒性のある花もあるので、食用にならない花は食べることができません。)
主に、農林水産省のガイドラインに基づいて食用として安全に栽培された花であれば、安心して食べることが出来ます。
※日本エディブルフラワー協会としては栽培履歴により、安全が確認されたものを認定しています。
園芸用の花には、食用とならない農薬が使われていることもありますので、
食用として栽培された花を、エディブルフラワーとしてお楽しみください。
食べられるお花 エディブルフラワーの生花
四季(春夏秋冬)を象徴する花、小さな花、大きな花、さまざまなエディブルフラワーをお楽しみください。
あ行 ※ 花の味や香りなど特徴などはお花の上でクリックすると確認できます。
か行
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カーネーション
カーネーション
- 収穫時期
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4~6月 9~10月
- 特徴
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「母の日」ギフトの定番ととして不動の地位にあるお馴染みの花。赤やピンク、白の花があり、少し苦みがあるが食べやすい。ガクから花びらをほぐしとって使う。
- 味
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花びらはさくさくした食感で軽く苦みを感じる
大輪タイプはやや強く苦みを感じます - 香り
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香りは甘い花の香りを強く感じます
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カモミール
カモミール
- 収穫時期
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3月下旬〜5月
- 特徴
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歴史ある薬草ハーブ。
生で食べたり乾燥させてお茶にしたり入浴剤としても使えます。
カモミールの語源は古代ギリシア語で大地のりんごを意味する言葉に由来します。 - 香り
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りんごのような甘い香り
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カレンジュラ
カレンジュラ
- 収穫時期
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3~6月
- 特徴
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カレンデュラの名は、ラテン語で「月の最初の日」を意味するCalendaeに由来してるそう。和名はキンセンカ。
近年、皮膚や粘膜、血管を修復し、保護するなどの効能が注目されている。 - 味
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花びらはさくさくした食感と気にならない程度のかすかな苦み
- 香り
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たくさん花を集めると蜜の香りを感じる
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キク
キク
- 収穫時期
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10~11月
- 特徴
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特に食用として美味しくなるよう選ばれた菊を指す。食菊とも。料理のつまに使われるつま菊などの小輪種の他、花びらのみを食用とする大輪種がある。お酢を落としたお湯でゆがくとシャキシャキした食感を楽しめる
- 味
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シャキシャキした食感と独特の味は昔から日本人になじみがあります
お酢を落としたお湯でゆがくと色あせず味わい深くなります
サラダマムはサラダ野菜と相性が良い 味はあっさりした味 - 香り
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菊らしい香りが強くします
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クローバー
クローバー
- 収穫時期
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4月~6月 9月~10月
- 特徴
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葉色がとても魅力的で、四季を通して色が変化するので、いろんな表情が見られます。
春~夏~秋 葉のふちが緑色・真ん中が
チョコレート色
冬 ほぼ全体がチョコレート色 - 味
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噛むほどに甘みを感じるがやや硬さを感じる人も。マメ科特有の風味。
- 香り
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香りはほとんどなし
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コーンフラワー
コーンフラワー
- 収穫時期
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4~6月
- 特徴
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ヨーロッパ原産。日本では矢車のような花の形から矢車菊と呼ばれる。青、紫、ピンク、白などの色があるが、特に青は最高級サファイアの色をコーンフラワーブルーと呼ぶほど美しい。花びら一枚一枚が小さな花のような姿をしており、花びらを散らすように用いる。あっさりしたくせのない味。
- 味
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さくさくした食感とくせのない味
- 香り
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香りはほとんどなし
さ行
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サイネリア
サイネリア
- 収穫時期
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12~5月
- 特徴
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花言葉はいつも快活・元気・望みある悩み・華やかな恋・陽気
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サクラ
サクラ
- 収穫時期
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3月
- 特徴
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日本で昔から花や葉を塩漬けして食してきた日本の代表的なエディブルフラワー。生の花や葉からは香りはあまりせず、塩漬けすることでサクラの香りの成分が生じる。
- 香り
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香りは品種によるがあまりない
塩漬けをした時に香りが強くなる
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サフラン
サフラン
- 収穫時期
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11月
- 特徴
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めしべを乾燥させ、香辛料や生薬として用いる。乾燥の際には、風通しのよい室内で陰干しにする。1gのサフランを採るのに160個ほどの花が必要
- 味
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独特の風味 ほんのりと薄甘い
- 香り
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薬効の高さを感じさせる香り
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ストック
ストック
- 収穫時期
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10月~3月
- 特徴
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和名は紫羅欄花(アラセイトウ)。花言葉は自由きまま、可憐
ほのかに甘くスパイシーな香り
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キンギョソウ
(スナップドラゴン)キンギョソウ
(スナップドラゴン)- 収穫時期
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10~11月 4~7月
- 特徴
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立体的なお花はお料理にボリュームが出ます。花色も多く、味はほのかな苦みがあります
- 味
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甘さの後に苦みを感じます
- 香り
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甘い香りが強めに感じられます
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千日紅
千日紅
- 収穫時期
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8~10月
- 特徴
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草丈が1m近くにもなり、松かさを少し押しつぶしたような形をしている。
バラバラにしたら焼き菓子などに向いています。 - 味
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かさかさした食感 くせのない味
- 香り
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ほとんど香りはなし
た行
な行
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ナスタチューム
ナスタチューム
- 収穫時期
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5~11月
- 特徴
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和名は金蓮花(キンレンカ)。少し辛味があり、花以外にも葉、若い実も食べられる。花色も赤や黄、白、紫など多い
- 味
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爽やかな辛味と蜜の甘味があります
- 香り
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ほのかに甘いスパイシーな香り
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ナデシコ
ナデシコ
- 収穫時期
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4~10月
- 特徴
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秋の七草のひとつとしてあげられる。ダイアンサス。
平安時代から日本人に愛されてきたことが、万葉集に記されていることから分かる。撫でし子、撫でたくなるほどかわいいということで、子供や女性の例えとして用いられていた。 - 味
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ガクを除いた先端部分は特に強く甘味を感じます
- 香り
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香りは弱くあまり感じない
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ノースボール
ノースボール
- 収穫時期
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12~5月
- 特徴
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別名 クリサンセマム
花芯は残し花びらのみ使用する - 味
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花芯まで食べることができ、春菊に似た味わい。黄色は苦みがややあり個性的な風味があります。
- 香り
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白花はやさしい甘い香り。黄色花は香りはあるがやや弱い。
は行
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ハイビスカス
ハイビスカス
- 収穫時期
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5~10月
- 特徴
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花言葉は「常に新しい美」「新しい恋」「勇ましさ」「勇敢」「華やか」など。ティーはビタミンCを豊富に含み、美容と健康に良いとされる。
ローズヒップとブレンドしたりもされる。
淹れるとルビーレッドになってとても美しいお茶に。ほのかな酸味もさわやか - 味
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ティーにすると酸味をしっかりと感じ取れます 生花は味は弱いが、ねばり、とろみを感じます
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ハマナス
ハマナス
- 収穫時期
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4〜7月
- 特徴
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北海道から東日本など日本海側の海岸の砂地に自生しています。
バラ科の花で野バラとしては最大の直径6〜10センチ。 - 香り
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甘い香りの中にクローブのような香辛料の香りがする
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プリムラジュリアン
プリムラジュリアン
- 収穫時期
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12~5月
- 特徴
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ジュリアンはプリムラジュリエとプリムラポリアンサとの交配種です。ジュリアンは日本の「サカタのタネ」が作り販売している品種です。一般的にはジュリアンはポリアンサよりも葉や花が小さいとされていますが、交配が進んだ現在では、見た目で区別するのは難しいものもあります あっさりした味でくせがなく美味しい
- 味
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ほのかに甘味のあるくせのない味
- 香り
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甘い花の香り
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パンジー
パンジー
- 収穫時期
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11月~5月
- 特徴
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ビオラよりも大きめの花。味はビオラと同じようにあっさりした味でくせがなく食べやすい
- 味
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ビオラと似た味であっさり淡白な味
- 香り
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香りはほとんどなく他の食材の邪魔をしません
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バーベナ
バーベナ
- 収穫時期
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5~10月
- 特徴
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ビジョザクラ(美女桜)などの名でも呼ばれる。ハーブとしては、フランス語風にヴェルヴェーヌ(verveine)とも呼ばれる 淡白な味
- 味
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花は優しい甘みがあります
- 香り
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香りはほとんどなし
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ビオラ
ビオラ
- 収穫時期
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11月~5月
- 特徴
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花ことばは誠実。冬から春にかけ咲き続ける。
- 味
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旬の時期の中でも最盛期は甘みが強い(特に黄色花)。くせのないあっさりした味で何の料理にも合います
- 香り
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香りはほとんどなく他の食材の邪魔をしません
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ひまわり
ひまわり
- 収穫時期
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7~9月
- 特徴
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イタリアでは蕾をアーティチョークのようにゆでて食べる。主な花言葉は「あこがれ」 「私の目はあなただけを見つめる」
- 味
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やや弱い苦みがあります
- 香り
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すがすがしさを感じさせる甘い香り
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プリムラ
プリムラ
- 収穫時期
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11月~5月
- 特徴
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語源がラテン語で「最初」という意味があり、寒い冬に春に先駆けて最初に咲くことからつけられています。
春を告げる花として親しまれている。花色も多く冬の代表的なエディブルフラワー 味はあっさりした味でくせがなく様々な料理やスイーツと合う - 味
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ほのかに甘味、苦みがありますがくせはなく食べやすい味
- 香り
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ほのかに甘い香り 黄色の花は特に強い
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フロックス
フロックス
- 収穫時期
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6〜9月
- 特徴
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茎先にまとまって咲く姿が可愛らしい花。
芝桜もフロックスの種類の一つ。品種により様々な花の形がある。
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ベゴニア
ベゴニア
- 収穫時期
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4~7月 9~12月
- 特徴
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肉厚な花は酸味がありシャキシャキした食感 つぼみはかわいらしいハート型。赤、白、ピンク以外にも多くの花色がある
- 味
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しっかりした酸味とシャキシャキした食感はアクセントに最適
- 香り
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香りはほとんどなし
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ペチュニア
ペチュニア
- 収穫時期
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5~10月
- 特徴
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花の大きさ、一重や八重咲きなど咲き方は変化に富む。花色も豊か
- 味
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花びらは繊細なので食べるととろみ感がある
- 香り
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香りは弱くあまり感じない
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ペンタス
ペンタス
- 収穫時期
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5~10月
- 特徴
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「ペンタス(Pentas)」はギリシャ語の『pente「ペンテ(5)」』の意で、花びらが5弁の星形をしていることにちなみます。和名は、サンタンカ(山丹花)といいます
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ホウセンカ
ホウセンカ
- 収穫時期
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7~9月
- 特徴
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ホウセンカは中国名「鳳仙花」をそのまま音読みにしたものです。花の形を鳳凰が羽ばたいている姿になぞらえて付けられた言われています。
- 香り
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甘い花の香りを強く感じます
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ボリジ
ボリジ
- 収穫時期
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3~7月
- 特徴
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青く美しい星型の花からスターフラワーとも聖母マリアの青い衣を描く際に使ったことからマドンナブルーとも呼ばれる。憂鬱な気持ちを忘れ勇気をもたらすとして昔から親しまれてきたハーブです。きゅうりのような風味がある 若芽もイタリアなどでは食用にされます
- 味
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きゅうりのような爽やかな風味
- 香り
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ほのかにきゅうりのような独特の香り
ま行
ら行
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リナリア(姫金魚草)
リナリア(姫金魚草)
- 収穫時期
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4~6月
- 特徴
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花ことばは私の恋を知ってください。キンギョソウに似た、ひとまわり小さな花を咲かせる
- 味
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ベビーリーフのような味わいでサラダ向き。
- 香り
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甘い香りをやや感じます
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ローズ
ローズ
- 収穫時期
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5~7月 10~11月
- 特徴
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品種によっては芳醇な香りを持つ花や薬効が高い花もあり、使い用途によって様々な品種がある。軽やかな苦み。
- 味
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種によっては強い苦み 甘味もほのかに感じられます
- 香り
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バラ特有の芳醇な香り
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ローズゼラニウム
ローズゼラニウム
- 収穫時期
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4~7月
- 特徴
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数百種類もの品種があり、個性豊かな特徴をもつ。香りに特徴があるニオイゼラニウム(センテッドゼラニウム)では、ローズゼラニウムがアロマオイルとして有名。飾るだけでなく、デザートやドリンクの香り付けとして使うことができる。
エディブルフラワーとして楽しめる花がまだまだございます。上記以外に関しては、お問い合わせください。
食べられるお花 ドライエディブルフラワー
ドライエディブルフラワー(乾燥食用花)のタイプは、押し花タイプと自然乾燥タイプがあります。
ご利用シーンに合わせ使い分けができます。
- カーネーション
- バーベナピンク
- バーベナ青
- バーベナ赤
- バーベナ白
- バラハート
- バラ花びら
- ビオラ黄紫
- ビオラ青
- 四つ葉
- ボリジ
- コーンフラワー